MHAK

1981年會津若松生まれ。ペインター。1950sデザイナーズ家具や内装に多大な影響を受けた事から絵画をインテリアの一部として捉え”生活空間との共存”をテーマに内装壁画をメインとした制作活動を行う。空間と絵画を共存させる事は絵画そのものを雰囲気として認識させる必要性があると考え、抽象表現にこだわったスタイルを追求。曲線で構築し反復する独特なスタイルを造り上げ、個人邸やホテルなど数々の内装壁画を手掛ける一方、自身初の個展をアメリカ/ポートランドで開催。自身初の個展を海外で開催した事をきっかけに国外も視野に入れた活動を精力的に開始し、アメリカ(ニューヨーク、ロサンゼルス、ポートランド)、アルゼンチン(ブエノスアイレス)、オーストラリア(メルボルン、シドニー)、イタリア(ミラノ)で作品を発表。また、Levi’sやNIKEなどの企業や、国内外のストリートブランドとのコラボレーションも行うなど、その活動は多岐に渡り、独特な世界観を拡げ続けている。

Q&A

まずあなたのバックグラウンドを教えてもらえますか?

デザイナーズ家具、そしてスノーボード、スケートボード、自転車。

アーティストとして活動し始めたのは何歳ごろですか?またそのきっかけは?

24歳から。自分の好きな家具の上にバッチリ合う作品を自分の手で描きたかった。

アートは人々に影響をもたらすと思いますか?もしそうであればどんな事だと思いますか?

僕自身は人々の心がちょっとでも豊かになる作品を作り続けて行きたい。それだけです。

作品を作る際にいつも心がけていることはありますか?

内装壁画の場合とパネル作品によって変わりますが、内装壁画は空間を違和感無く元々より良く見せるために、パネル作品はまず空想で部屋を連想しそこからインテリアとしての要素を込めます。展示を行う時は毎回想像上の部屋が頭の中に存在していて、そこに落とし込んだインテリアとしての作品の集合体なんです。

今回のコラボレーションで一番見てほしい所はどのような観点でしょうか?

坩堝では、はじめてモコモコのアートワークを使ったところですかね。(笑) これまで坩堝では新しい事にチャレンジしたアートワークを使って頂いていたのである意味新鮮でした。

昨年は個展も大成功し目覚ましい活躍をされていますね。さらに最近グループで活動もしているとおもいますが、どのような活動でどんなメンバーが在籍しているのでしょうか?

応援してくれる仲間や友人をはじめ、支えてくれる皆様のおかげです。本当にありがとうございます。81BASTARDSは1981年生まれをベースにした気の合う仲間(絵描き、彫師、写真家、映像作家、DJ)で構成されたアーティストコレクティブ。81BASTARDS単体でも、クライアントワークに対しても、アートワークを制作、提供するだけではなく、制作風景の写真、映像、音楽までトータルでブランディング出来る集団です。家族の様に仲が良く、いつもいつも楽しいですよ!

今回のコラボ商品はどれもとても拘った商品ばかりですが、ルームシューズの鼻緒やポケット生地に使用したものは今までのデザインとイメージが少し違いますね。何をイメージされているのでしょうか?

春物という事もあって、柔らかいイメージ。海を感じる事も出来るし、春のそよ風を感じる事も出来る。そんなイメージです。

坩堝ファミリーとしていつも楽しいモノづくりありがとうございました。

こちらこそいつも突拍子もない提案で商品を作らせて貰って感謝しています。(笑) 洋服屋なのに?という『ものづくり』最高です!これからも洋服屋らしからぬ商品を作っていきましょう!