Journal Standard x 坩堝 スペシャルインタビュー

Q1:まずあなたのバックグラウンドを教えてもらえますか?
YU SUDA: 幼少期からよく絵を描いていました。大学でグラフィックデザインと絵について学び、デザイン会社でデザイナーとして働いていました。
Mr.KURIHARA:ジャーナルスタンダード バイヤー
Q2:栗原さんは今回RUTSUBOで別注の立案をして頂きました。
その際に何名か提示したアーティストのなかからSUDA YUを選んだ理由を聞かせて頂けますか?
Mr.KURIHARA:SUDAさんを選んだ理由は簡単に言うと「ゆるいタッチ」と「キャッチー」なデザインを描けるところです。購買するお客様たちが「直観で買いたい」と思わせるグラフィックができそうだと思ったからです。

Q3:SUDA YUさんは今回JOURNAL STANDARDで別注デザインを4型作成頂きました。その際にどのようなイメージ描きましたか?
YU SUDA:Tシャツのためのグラフィックであること。
素っ頓狂でキャッチーで、かっこいいけど抜けがあるグラフィックを作りたい!と思い、制作しました。いろんな人に着てもらえたら嬉しいです。
Q4お二人に質問です。今回のグラフィックで一番お気に入りはどれですか?また、どんな理由からですか?
Mr.KURIHARA:ALI VS NASHIですね。試刷りするまでは違うデザインが気に入ってましたが、最終段階を見た時にビビときました。
直感で好きです。
YU SUDA:Bicycle Brothersです。この連結した自転車、乗ってみたいですね。3人の髭もじゃもじゃの兄弟が仲良くポタリングしています。変ですよ。
Q5:栗原さんは数多くのブランド別注や仕入れをご担当されていると思います。
その中でRUTSUBO別注を立案頂いた理由があれば教えてください。そして、コラボレーションする際に考えている事などがあれば教えてください。
Mr.KURIHARA:ざきみやのブランドだから。笑
というのは冗談ですが、コラボする際はやはり「人とプロダクトの繋がり」が重要だと思っています。
当たり前なのですが、商品作るのも人。企画考えるのも人。全て人とのコミュニケーションから生まれますからね。
その人とのつながりを大事にしているブランドなので別注しようと思いました。
Q6:SUDA YUさんはフリーランスで活躍されていると聞いていますが、どのような作品つくりをしていますか?
YU SUDA:アパレルブランドやコーヒーショップ、飲食店などとコラボレーションして、さまざまな方面にグラフィックを提供させてもらっています。
僕の作品を見た人がちょっとだけ人が楽しい気分になるような表現を意識してものづくりをしています。

Q7:RUTSUBOのお二人が感じる魅了とは何ですか?
Mr.KURIHARA:RUTSUBOはアーティストの意見をうまく取り入れて、商売目線で商品を企画してるのでうまくやってますね。アーティストの良いところを最大限に引き出した物作りは今後も期待してます。
YU SUDA:宮崎さんの人柄ですね、いろんなアーティストの方たちがこれだけ集まるのが物語っていると思います。アーティスト自身のやりたいことを尊重しながら、これだけ多種多様な面白くてかっこいいプロダクトを生産し続けているのは、本当にすごいなぁと感じます。
まさにアーティストの坩堝ですね。
Q8:最後に、RUTSUBOとまたプロダクトを作るとしたらどんな商品を作りたいですか?
Mr.KURIHARA:今までの質問の中にも含まれていますが、ジャーナルスタンダードにハマる様なキャッチーさもあり、アーティストの良い所を引き出せる商品づくりですね。
YU SUDA:インテリアとして使用できるプロダクトを作ってみたいですね。ファブリックはもちろんですが、フィギュアみたいなものが作れたらテンション上がりますね。
あとはサッカー周りがいいですね!僕も宮崎さんもサッカー少年だったので、ない話ではないかな?と勝手に思っています。笑
ご協力ありがとうございました。
YU SUDA
Yu Suda
1985年 東京都/多摩市出身 東京工芸大学芸術学部卒
流行や皮肉を交え、ユーモアとかっこよさを持ち合わせた、エンターテイメント性の強い作品づくりをモットーに制作を行っている。アパレルブランドやコーヒーショップ、飲食店などとコラボレーションし、多方面で幅広く活動中。

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