mimoe

イラストレーター、切り絵作家。2006年桑沢デザイン研究所卒業後、フリーランスで活動中。主な仕事は雑誌やwebのイラスト、店舗の壁面ペイントやワークショップなど。アパレルブランドPorter Classicのアートワーク、グラフィックデザインもてがけている。CINRA.storeにてオリジナルグッズ販売中。代表作はコトリンゴ「ツバメ・ノヴェレッテ」のCDジャケット。

Q&A

まずあなたのバックグラウンドを教えてもらえますか?

アパレルブランドPorter Classicの創業時よりロゴをはじめTシャツやアロハシャツ等のアートワークを担当しています。フリーランスで活動しているので、その他に雑誌やwebのイラスト、CDジャケットのイラストのお仕事もしています。年に数回開催する個展では切り絵の作品が多いです。レストランや店舗の壁に絵を描くこともあります。近年はワークショップのお仕事も増えてきました。

アーティストとして活動し始めたのは何歳ごろですか?またそのきっかけは?

活動を始めたのは22歳ぐらいだと思います。こどもの頃から絵を描くのが好きだったので、特にきっかけはないかな?どの時代もクラスで一番絵がうまい人でいようと燃えていました!

アートは人々に影響をもたらすと思いますか?もしそうであればどんな事だと思いますか?

そうであって欲しいですね。アートは暮らしを豊かにしてくれると思います。お部屋に絵を飾る人がもっと増えてほしいなと思います。はじめは届きやすい価格の作品から気軽な気持ちで飾ったらとても楽しいと思いますよ。作品の購入は作家の活力にもなりますのでぜひ買ってみてください!

作品を作る際にいつも心がけていることはありますか?

気持ちのいいもの。ポジティブなもの。説教臭くないもの。

今回坩堝は「日本」をイメージした作品を依頼していますが、どのような作品作りをしましたか?

打ち合わせの時点で“ストリート”“スケートボード”“東京”の題材はほぼ決まっていたので、あとはどういうデザインにするかを考えていきました。近年はスケートボードで移動する人をよく見かけるようになりました。ストリート系の男の子だけでなく、子供や女の子も乗っています。今回のTOKYO STREETシリーズではそんな「東京のひとびとがスケートボードを楽しむ日常」を描いています。地はアスファルト色、それを横断歩道のグラフィックがそれぞれのシーンをつないでいるデザインです。柄がつながったときに複雑で面白いかたちになるよう意識しました。要素が多くごちゃっとまとまっているところも東京らしくてうまくいったなと思います!

最後に坩堝に参加しようと決めた理由を教えてください。

美術予備校で一緒だったYU SUDA君の紹介で坩堝を知り、毎回アーティストと組んで商品を作るスタイルがおもしろいなと思い参加を決めました。