Yoskay Yamamoto

1981年鳥羽市生まれのアーティスト。15歳でカリフォルニア州に単身渡米。西海岸のミュージックシーン、スケートボード、グラフィティー、などのカウンターカルチャーに衝撃を受け、現在フェニックスを制作拠点として国際的なアーティストとして活動をしている。自身のカリフォルニアへの愛情は作風にも広がりロスで見られるピンク色の夕焼けや近代化によって消えつつある古き良きアメリカーナの歴史を作品を通し見受けられる。繊細な独学のアプローチは日々日常に見られる小さな瞬間を捉えそれをペインティング、スコルプチャー、ミュラルやインスタレーションといった様々なメィディアムを駆使して独自の世界『ドリームポップ』の表現方法となっている。現在に至るまでロスアンジェルス、ニューヨーク、サンフランシスコ、ポートランド、東京、香港、台湾、パリなど米国内外においてのギャラリーや美術館での作品発表や個展開催などをし、2016年には絵画作品『hello goodbye』はフォートウェイン美術館でのコレクションにも含められ、2017年にはロスアンジェルスの国際映画祭のアーティストして選ばた、そして今年2018年にFacebook本社のインスタレーションを完成させるなど活躍の場を広めている
Q&A
- まずあなたのバックグラウンドを教えてもらえますか?
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出身は三重県の鳥羽市です。15歳で姉妹都市であるカリフォルニア州のサンタバーバラに留学するため渡米しました。西海岸のライフスタイルに惚れ込んでサンフランシスコ、ロス、ロングビーチと拠点を移しながら作家活動を続けて、現在はアリゾナ州のフェニックスをベースにしています。
- アーティストとして活動し始めたのは何歳ごろですか?またそのきっかけは?
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ボクが作家活動を始めたのは2003年か4年頃だと思います。サンタバーバラで知り合いの作家さんを通してグループ展示に作品を出展したのがきっかけです。初めて作品が売れてとても不思議な感覚だったのを覚えています。その後は色々なバイトをしながら活動を続け2007年頃からアートだけで生活しています。
- アートは人々に影響をもたらすと思いますか?もしそうであればどんな事だと思いますか?
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それぞれのアートによって影響力は違うと思いますがアートは音楽と一緒で国境、文化、人種を超えて人の心に響く力を持っていると思います。アメリカではアートと日常生活が融合してて、アートと頻繁に向き合っているように思います。街中で見られる壁画やグラフィティーもそうですし、公共用に建てられたスカルプチャー、それに昔から政治的なプロテストやキャンペーンの一部に使われたりと色んな面でアートが社会的にも組み込まれていると思います。全てのアートが人々のプラスになっているかはわかりませんが、社会的、文化的にはプラスになっていると思います。
- 作品を作る際にいつも心がけていることはありますか?
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作品を作る時に気をつけている事は自分らしさを保つ事です。もう一つはなるべくポジティブなイメージのものを作るようにしています。もし人の心を少しでも和ませてたら嬉しいです。
- 今回坩堝ではYoskay さんと初めてコラボレーションさせて頂きますが、どのような作品作りをしましたか?
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今回のコラボレーションではボクが2 年ほど前から作風のモチーフに使ってるムーンフラワー、ロスの夕焼けと水玉模様をマッシュアップしたサンセットポルカドット、70 年代カウンターカルチャーのデザインを元にしたのサンセットスマイリーを提供させてもらいました。ここ何年かは西海岸のライフスタイル、カリフォルニア州の雰囲気を作品を通して表現しようと心がけていて、お客さんの日常生活にチル要素をプラス出来きたらいいなという思いでデザインしました。
- 最後に坩堝に参加しようと決めた理由を教えてください。
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今回の坩堝とのプロジェクトはボクの友達で81 バスターズの一員のリオ(RiO Yamamoto)くんを通して紹介してもらいました。ボクの作家活動は主にアメリカで日本のブランドとのコラボレーションをしたことが無かったのでお声をかけてもらった時は凄く嬉しかったです。即決定のイエスでした!